日常生活の延長線上で使える「一般的かつ実用的な防災の豆知識」を、カテゴリー別に分かりやすくまとめました。
1. 知っておきたい「食」の知恵
災害時、カスの出ない工夫や節水のアイデアです。
お米は「ポリ袋」で炊ける
高密度ポリエチレン製の袋(アイラップなど)にお米と水を入れて、沸騰した鍋で湯煎するだけでご飯が炊けます。鍋の水が汚れないので、その水を再利用できて非常に節水的です。
パスタは「水戻し」で時短&節ガス
乾麺のパスタを数時間水に浸しておくと、生パスタのような食感になります。あとは沸騰したお湯で1分ほど茹でるだけ。火を使う時間を大幅に短縮できます。
「氷」は溶かさず保冷剤に
停電したら冷蔵庫はなるべく開けないこと。冷凍庫にある氷や保冷剤を、冷蔵室の一番上の段に移動させると、冷気は下に流れるため、冷蔵室の温度上昇を少しだけ遅らせることができます。
2. 驚きの「代用」アイデア
身近な日用品が、ピンチの時に役立つグッズに早変わりします。
「ラップ」は万能選手
お皿に敷いて洗い物を減らすだけでなく、丸めてスポンジ代わりにしたり、包帯の代わりにして患部を保護したり、長く引き出して縄のように編めば紐としても使えます。
「ペットボトル」がランタンに
懐中電灯の上に、水を入れたペットボトルを置くだけ。光が乱反射して、部屋全体を照らす優しい明かり(ランタン)になります。濁らせるために少量の牛乳を混ぜると、より明るく感じます。
「ゴミ袋」で防寒着
45Lのゴミ袋の底と横に穴を開けて被るだけで、立派なウィンドブレーカーになります。体温を逃がさないので、冬場の避難生活では生死を分けるほどの防寒具になります。
3. 「命を守る」ちょっとしたコツ
避難時や家の中でのリスクを減らす知恵です。
靴は「枕元」ではなく「ベッドの下」
大きな地震では、枕元の靴はどこかへ飛ばされてしまいます。ベッドや布団の真下に入れておけば、寝たままでも手を伸ばして取り出せ、割れたガラスの上を歩かずに済みます。
エレベーターで揺れを感じたら「全ボタン」押し
地震を感じたら、すぐに全ての階のボタンを押してください。最初に止まった階で降りるのが、閉じ込めを防ぐ鉄則です。
避難の時は「ブレーカー」を落とす
地震の後の火災の多くは、電気が復旧した際に倒れた家電などから発火する「通電火災」です。家を離れるときは必ずブレーカーを切りましょう。
4. 意外と知らない「連絡」の知識
パニックにならないための情報です。
「171(災害用伝言ダイヤル)」の練習日
「忘れてはいけない」という意味を込めて、毎月1日と15日は体験利用ができる日になっています。家族で一度練習しておくだけで、本番の焦りがなくなります。
バッテリーを節約する「ダークモード」
スマホの画面を「ダークモード」にし、背景を黒っぽくするだけで消費電力を抑えられます。災害時はSNSなどの「通知」もオフにすると、より長く電池が持ちます。
